イタリアの2016年予算が成立

22日、イタリアの2016年予算が議会を通過しました。主なポイントは以下のとおり。
情報源:Corriere della Sera http://www.6sicuro.it

固定資産税の軽減

一軒目の持ち家への固定資産税が免税になります。息子や親に貸している家の固定資産税も50%軽減され、合計すると370万ユーロの減税になります。イタリアでは持ち家が一般的であることもあり、受益者は1900万人(イタリア人の約3分の1)にのぼるとのこと。

現金支払いの上限を3千ユーロまでに引き上げ

脱税防止のため、ショッピングの際、現金で支払える額が千ユーロ以下に制限されていたのが、3千ユーロまでOKになります。カード払いに制限はありません。

RAIの受信料引き下げ

国営放送RAIの年間受信料が113.5ユーロから100ユーロへ引き下げられます。2016年からRAI受信料の請求を、分割で電気代の請求に上乗せする仕組みを導入する方針(詳細未定)。電気代と併せて請求することで、27%の家庭が未払いといわれるRAI受信料未払い問題を一気に解決するのが狙いです。

付加価値税引き上げの見送り

2016年1月に予定していた付加価値税の引き上げを見送ることが決定しました。

子だくさん家庭のためのファミリーカード

2016年から未成年の子が3人以上いる家庭を対象にファミリーカードを支給します。同カードを利用して各種商品・サービスの代金支払い時に割引を受けることができます。適法に滞在する外国人も対象です。

子育て支援

新生児の父親に2日の義務的な休暇を設けます。母親には、出産休暇が終わったあと、育児休暇を取らないかわりに「ベビーシッターバウチャー」を支給する措置を2016年も継続します。

新成人(18歳)に500ユーロのプリペイドカード配布

2016年に18歳になる人を対象に、学用品や教科書を買うのに使うことができるプリペイドカードを配布します。

自動車保険も自動監視

監視カメラで通行する自動車を監視する際、自動車保険の加入状況もチェック対象に加えます。イタリアでは約400万台の車両が無保険で通行しているといわれています。

年金収入の所得税を軽減

年金収入の所得税について、75歳以上は年間7750ユーロから8000ユーロへ、75歳以下は7500ユーロから7750ユーロへ、非課税の上限が引き上げられます。

カバー写真出典:http://www.studiocassone.it/

 

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